shuhei1121のブログ

話題のニュースを随時公開していきます

コロナウイルスの影響でうなぎパイが生産中止に

浜松市のお土産の定番「うなぎパイ」を製造・販売する菓子メーカー「春華堂」(同市中区)が13日までに、「うなぎパイ」の製造ラインを21日まで停止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが減少したためで、ネットでは、“品薄”を恐れる多くのファンから悲鳴があがっている。

 “夜のお菓子”というキャッチコピーで親しまれている「うなぎパイ」。同社が1961年に販売をスタートさせ、一家の主が家を空けることが多かった高度経済成長期に「せめて夜には『うなぎパイ』を食べながら団らんの時間を作ってほしい」という願いを込めて、このコピーがつけられた。「夜の~」といっても精力増強など意味合いはない。また、うなぎの出汁をパウダー状にした「うなぎ粉」が原料に含まれている。

f:id:shuhei1121:20200313220606j:image

この一報を受け、ツイッターでは「うなぎパイ」がトレンド入り。ヤフーのリアルタイム検索では「春華堂」が上位にランクインするなど、生産ラインの休止はネットユーザーたちの関心を集めた。

 SNSには「マジか!?」といった驚きの声や、「うなぎパイ好物だから残念」「好きだからショック。絶対再開してな」といった書き込みが。また、「うなぎパイ大好きなのに~コロナめ~」「うなぎパイ生産中止なん!?マジで?コロナめぇえええ!!!」など、コロナウイルスに対する恨み節も目立った。

 「うなぎパイ」は地元浜松以外では名古屋市内の店舗や東京の百貨店、一部の空港などでしか販売されておらず、通販は行われていない。「割れやすく発送に不向きなため」というのがその理由だ。今回の停止を受け、多くのネットユーザーが「今こそ通販を解禁してください!」と投稿。同社に対し、SNSを通じて「売上半減が理由なら、割れてもいいから通販してほしい。大好きでも買いに行けないから」「うなぎパイ、今こそ通販を解禁してください!多少割れていても文句なしの期間限定で!」と懇願している。

 また、今後の展開として“転売ヤー”の出現を危惧する声も多い。ツイッターには「うなぎパイの高額転売来るぞ」「これでうなぎパイの買い占めが…」「今度はうなぎパイが転売されるのか?」などの投稿も目立っている。 

 同社のHPによると、製造ラインは休止するが、工場見学やうなぎパイシアターでの製造工程映像の上映、売店営業、うなぎパイカフェは引き続き行われる。